本園卒園で東京大学4年生の庭田杏珠さんをお招きして、講演会「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争~原爆が落とされた街に生きた家族のお話~」を開催いたしました。
併せて、原爆投下前の広島のモノクロ写真をAI技術と戦争体験者との対話をもとにカラー化したパネル写真も展示いたしました。
庭田さんは2017年、中島地区(現在の広島平和記念公園)に生家のあった濵井徳三氏と出会い、「記憶の解凍」の取り組みを行い、これまでに展覧会、映像制作、アプリ開発など、アートやテクノロジーを通した戦争体験者の「想い・記憶」を継承する活動をされています。
子ども達はモノクロ写真とカラー写真を見比べて、庭田さんに質問していました。
・モノクロだと分からないけど、カラーになったらお花や葉っぱの色が綺麗で楽しそう
・モノクロだと悲しそうだったけど、カラーの写真はみんなが笑っているように見える
・禎子さんが着ている着物に色が付いて、ピンク色の綺麗な着物を着ているのが可愛い