「シュモ―を学ぶ会」の西村宏子先生をお招きして、シュモ―さんが「ヒロシマの家」に込めた平和への思いを絵本や紙芝居を通してお話して頂きました。
シュモ―おじさんは1945年8月の広島・長崎への原子爆弾投下に心を痛め、住宅を失った人々のために仲間たちと「ヒロシマの家」を広島に21戸、長崎に9戸建設されました。
初めに「シュモ―おじさん」の絵本を読んで頂き、写真などでシュモ―さんの取り組みについて教えて頂きました。
・シュモ―さんはいつもニコニコしていたんだよ。
・シュモ―さんはイチジクジャムが好きだったんだよ。
・いつもどうして?なんでだろう?と考えていたんだよ。
絵本の中には動物・木・鳥・草花が描かれていて、みんな同じ世界に住んでいるよ。髪の毛、肌、目の色が違うけどみんな一緒だよ。
一人一人がみんなのことを大切に思うことが素敵だよね、とお話して下さいました。
その後は「シュモ―さんと広島の家」の紙芝居を読んで頂きました。
・シュモ―おじさんって優しい人だね。
・原爆が落とされて悲しかったです。
・原爆で家がなくなった人たちのために家を建ててくれて嬉しかったです。
・みんながシュモ―おじさんみたいに笑っていると平和がどんどん広がっていくと思います。
子ども達は絵本や紙芝居を見たり、西村宏子先生のお話を聞いて心でたくさんのことを感じていました。
西村宏子先生、貴重なお話を聞かせて頂きありがとうございました。