保護者の皆様及び関係各所の皆様、この度はご心配をおかけしております。
連日の報道等でお見舞いのお電話や励ましのお言葉に励まされながら、1日も早い幼稚園再開を目指して頑張っております。
しかし、現状は厳しいことばかりです。
その当日からの様子をお知らせします。
警報が解除になり、近隣の小学校も登校を始めるとの事で、幼稚園も保育を再開した10日(火)。
仏参の後、週末にできなかった七夕集会を行うために全園児ホールに集まっていた所、警察官をされている保護者の方からの一報で榎川の氾濫を知ることになりました。
あっという間に川の水位が上がり、向こう側へ氾濫していきました。
2階にいれば安全だという警察や消防署からの指示がありましたが、しばらくすると駐車場から園庭の方にむかってじわじわと泥水が入ってきました。これは今のうちに高台に避難した方がいいと決断しました。
子ども達には川の様子等は知らせずに、いつもの避難訓練と同じように避難を開始しました。本堂裏を通り、墓地へ向かう急な階段を上り、とりあえず上へ、上へと。
わらじを履いている子も、小さい学年の子ども達も一生懸命頑張って歩いてくれました。
その途中で府中中学校へ避難をした方がいいと警察の方の指示により、800メートル余りの道をひたすら歩いて避難しました。
連絡を受けた府中中学校の先生方の迅速な対応の御蔭により中学の図書館に全員無事に避難を完了しました。
wi-fiが入らず一斉メールができません。一刻も早く全園児無事を保護者の方に知らせたいと思い、RCC・NHKに元気な子ども達の写真を投稿したところ、その旨も報道されたとのことでした。
その後、保護者の皆様に電話連絡後、お迎えに来て頂き15時45分に無事に保護者の方に全員を引き渡することができました。
その当日の榎川の様子です。
また次の日に流れたRCCのニュース映像のサイトです。
http://news/rcc/jp/?i=1636#a