卒園前に年長児が原爆慰霊碑に参拝し、平和記念資料館に見学に行きました。
事前に「伸ちゃんのさんりんしゃ」「まっ黒なおべんとう」「おりづるの旅」の絵本を読んだり、みんなで折り鶴を折ったりして、原爆のことを学習しました。
資料館では、写真や映像をみたり、実物の三輪車・お弁当・禎子さんの折った鶴などをボランティアの方のお話を聞きながら、真剣に見ていました。
・とても怖くて、かわいそうな気持になった。
・禎子さんは最初は元気だったのに、後から病気になって悲しかった。
病気の間も小さな折り鶴を千羽以上折ったと聞いて、すごいなと思った。
・伸ちゃんは、三輪車でもっと遊びたかったと思うのに、3歳で亡くなってかわいそうだった。
・一つの原子爆弾で、たくさんの人が亡くなり、病気になったり、街がやけたりして恐ろしいと思った。
・もう二度と戦争がおこらないでほしい。みんなで仲良くけんかをしないようにしたい。
その後、子ども達が「平和になりますように」という気持ちで折った折り鶴を「原爆の子の像」にお供えしました。
平和学習で戦争の悲惨さ悲しい出来事を見たり、聞いたりするする中で、子ども達は小さな胸でたくさんのことを感じてくれたと思います。
その気持ちを大人になっても忘れないでほしいと思います。